秘訣


一、体をよく洗う。
これは「薬湯の入り方」にも書いてありますが、単純なようで最も大事なことです。洗体をした場合とそうでない場合は顕著にその違いが出ます。

一、お風呂のお湯の温度の調節をしっかりする。
薬湯に入るときは入浴感を考慮して(薬湯パック1〜3個【20〜60g】くらい)お風呂のお湯の温度を調節しましょう。人によって適温は違うので自分の適温をしっかり把握しましょう。湯温が違うだけで心地好さは大分変わります。また、冬と夏でも適温は変わります。冬でプラス0.2〜0.5℃くらい、夏だとマイナス0.2〜0.5℃くらいです。すごく微妙ですが、これが秘訣なのです。

一、必ず3回以上。
「薬湯に浸かる⇔休憩」は必ず3回以上繰り返しましょう。個人差はあるのですが1〜3回入るとポカポカとした入浴感を感じます。そのポカポカ感は「薬湯に浸かる⇔休憩」を繰り返すたびにどんどん心地好く感じてきます。また、一定期間続けていると段々ポカポカ感を感じるのが早くなってきます。このポカポカ感を感じる前に風呂を出ないようにしましょう。

一、できれば3浴。
1回の入浴で3回以上薬湯に浸かることを1浴とするなら、1日かけて3浴するとより効果的です。これはさすがに毎日は難しいので、休みの日など一日ゆっくりできる時に3浴を試してみてください。しかし入浴は非常に体力を使うので無理はいけません。

一、薬湯を出た後のポカポカ感。
薬湯を出た後のポカポカ感は大変気持好いです。薬湯入浴に慣れてきたらそのポカポカ感を長持ちさせるために薬湯をちょっと濃い目(2〜3包)にすると良いです。入浴中はポカポカ感よりちょっと強い全身にお灸をしているような刺激感がありますが多少は我慢しましょう。無理せず我慢が秘訣です。

一、男性の場合の局部の刺激感。
男性の場合局部の刺激感で長く入れないと言う声があります。これは局部が他の部分より過敏だからです。この場合局部を手でしっかり押さえて入るだけで解決します。ただ、局部周辺にも有効なツボがあるので、3回中の最後の1回だけは手をはなして入るようにしましょう。こうするとちょうど肩や腰、膝などと同じくらいの入浴感で風呂を上がれます。

一、治る変化を見逃さない。
「なんでこんなところが?」と思うような一部分だけがポカポカしたり、全身がだるくなったり、痒みを感じたり、発赤・発疹したりとさまざまな変化が現れますが、これは治る変化です。瞑眩(めんげん)とか好転反応とか言いますが、こういう反応があって初めて治癒に向かっているということを確認出来るとも言われているのです。この変化ははっきり自覚できるものばかりではないので、見逃さないようにしなければなりません。そして薬湯に続けて入ることで、その変化が消えていくのを体感してください。

一、根気強く続ける。
とにかく、中途半端に試し効果がないとあきらめてしまうのは、大変もったいないことです。1回入って変化を感じる人もいれば3ヶ月入ってやっと変化を感じる人など個人差はありますが、1〜3ヶ月試して頂ければ、何かしらの変化は感じて頂けると思います。できれば連続した薬湯入浴(週5〜7回)をお勧めします。

一、心地好さを感じる事が大切。
いろいろ説明していますが、要は「心地好い入浴」が大切です。薬湯に浸かっている時や出た後に「あぁ〜気持ちいぃ〜」という声が出るかどうかです。その時の経穴・経絡への刺激の質と量がベストなのです。
いろいろ試して個々に最も適した入浴方法を見つけて下さい。






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