薬湯が
何故効くのかは、ハッキリとした科学的解明がされているわけではありません。
昔から5月の菖蒲湯、あせもに桃の葉湯、冬至になったらゆず湯、十の効能を持つと言うドクダミ湯、お灸の艾の原料でもあるよもぎ湯等など・・・体に良いということを経験的に知り使用されてきました。
一般的に薬湯は、保温・保湿・発汗・芳香・美肌などの作用がある、植物中の精油成分やその他諸成分などの影響で、普通のお湯による入浴よりも
温浴効果を数倍高めます。
特に保温作用はかなりあるので、身体がポカポカと温まります。体を温めるというのは本当に重要で、『
「体を温める」と病気は必ず治る
』
という本も出ているくらいです。
また、ミネラルや各種有機物が多く含まれているので、体内成分の消耗が少ないという効果も考えられます。
さらにもう一つ考えられることは、薬湯の諸成分により
全身の経絡経穴(ツボ)が刺激されるということです。そうすると、体内のあらゆる活動が活発になり、自然治癒力や自己免疫力などの強化が促され、諸症状が改善緩和されていくのです。
まさに
お湯のお灸とも言うべき効果です。
薬湯は、高い温浴効果による作用や経絡経穴(ツボ)が刺激される事の作用などが、複雑に絡み合うことで、多彩な作用機序が成り立つと考えられるのです。辛いと思う症状は人それぞれ違い、10人いれば10通りの治療方法があり、治癒に至る過程も千差万別です。なので、多彩な作用機序が成り立つ薬湯には、すごい可能性が秘められているのです。
諸症状でお悩みの多くの方々が、
『健寿堂の薬湯』を体験して頂ければ嬉しく思います。